高知市の中心街活性化のために、「まんがロード」の計画があるが、反対である。こんな事で活性化にはならない。
今朝の高知新聞に作家の板東真砂子氏の「海望記」でこの「まんがロード」について意見を述べられているので引用する。

最近では、高知市内に「まんがロード」なるものを整備しようという動きもある。漫画のキャラクター彫像がずらりと並ぶ計画らしいが、そんなものがお目見えしたら、私はその道は歩きたくない。20,30年は簡単に保つ彫像に、流行を土台とするマスメディアの申し子である漫画のキャラクターをもってくる意識がわからない。一過性イベントへの熱狂は「龍馬伝」で充分だ。景観という、本来、100年200年のスパンで考えなくてはいけないものは、別個に考えるくらいの「大人」であって欲しい。
 漫画は漫画でひとつの文化であると思う。しかし、県として、漫画文化に強く焦点を当ててアピールすることは、県民みんな子供であるという幼児性を打ち出していることでもある。高知県人がそれを善しとするならばいいが、少なくとも私は、無理矢理、幼稚園児服を着せられるようで、厭で仕方ない。



全く同感である。前後するが、またこのようにも書かれている。

誤解を恐れずにいわせてもらえば、漫画は子供の文化である。私がかねがね情けなく思っているのは、高知が県を挙げて「まんが王国」として観光アピールをしていることだ。高知市内や県内のあちこちに臆面もなく現れる漫画の看板やキャラクター像。線路には、でかでかと車体いっぱいに漫画の描かれた電車や列車が走っている。ここは幼稚園か遊園地か、と思ってしまう。



 この夏には東京の銀座に地場産品のアンテナショップがオープンするようだが、これなんかも他県のまねごと。売れている沖縄県にしても経営は赤字という。赤字は宣伝費と思えばよいという発想そのものが理解できない。
高知県は本当に視点を変えていただきたい。